【神様になった日】各所に散らばっている伏線を今の内にまとめておこうと思います
四話の麻雀回は笑いを堪えるのに必死でした。麻雀理解してる人からすると「なんじゃそりゃ!」ってなりますよね。ということで、今回は「神様になった日」で今後の展開に重要になりそうなシーンをまとめていきたいと思います。
神様になった日
Key×P.A. WORKSが手掛けている「神様になった日」は既にアニメで四話まで放送されています。前作の「Charlotte」ではタイムリープなどの終盤への伏線がところどころに埋め込まれていました。おそらく今作も同じようにふとした描写が今後の展開に繋がっているのではないかと筆者は考えています。
伏線ポイント
▶ 第一話「降臨の日」
佐藤ひな曰く、自分は全知の神であるらしい。神になったのか、神にさせられたのか、今のところでは情報不足なので分からない。主人公が成神⇒(神になる)なのも、これは伏線なのだろうか……、ひなが言うには「30日後にこの世界は終わる」という。また登場人物全員が神の名前なのも何か秘密が隠されているのだろうか?
佐藤ひなが成神陽太に見せた能力は未来を予測するものである。一話ではこれから起きる出来事を実際に予測していた。雨が降るのを予測し、バスが遅れるのも予測、競馬の順位すら正確に当てて見せる(これが未来予知なのかは不明である)
しかし、佐藤ひなは予知を外している。第一話では「Key×P.A. WORKS」でお馴染みの野球回がいきなり登場した。麻枝准がシナリオ書くと絶対に野球回あるんですよね。ひなはそこで「五球目」までの予知をする。一球目(高めにボール)、二球目(カーブでストライク)、三球目(内角にストライク)、四球目(スライダーでストライク)、この時点で見逃し三振に終わっている。ひなの予測した「五球目に甘い球が来る」という予知はあたらなかったわけだが……、これは何かの伏線なのだろうか?(ひなが単に野球のルールを知らなかったという説もありえるけど)
一番の謎は成神陽太の両親があっさりとひなを泊めることを了承したことである。両親は何かを知っているのかどちらだろうか……、それとも関係者だろうか?
▶ 第二話「調べの日」
成神陽太の父曰く、佐藤ひなは遠い親戚にあたるそうだ。しかし、この場合の親戚というのはどうも胡散臭い。本当に親戚なのかは微妙なところである。
また、陽太の両親は何かを知っている意味深な会話を残している。特に「本当にこんな日が来るなんてな」という台詞には何かしら意味があるような気がする。
また、ひなは若干気になる台詞を陽太に言い放っている。ひな曰く、「いい思い出はないのう。そんなのがあれば人は幸せでいられるんじゃろう」と……、つまりひなの抱えている過去はあまり良いものではなかった。ここら辺の話は終盤に掘り下げられていくのではないかと筆者は予想している。
二話で筆者が一番気になっているのはひなが作曲した曲である。ひな曰く、「このひと夏に起こる、笑ったり怒ったり恋したり、でもちょっぴり切なくて、そんな思いを詰め込んだような一曲」だそうだ。なんとなく今後の話の展開を暗示させているような気がします。
▶ 第三話 「天使が堕ちる日」
三話はラーメン回だった。ラーメンのコンサルティングを全てひなが一任しているが全知の神様はどうやらラーメンもいける口らしい。前半はKey特有のギャグ多めの展開であった。特に考察するような場面はなかった。
後半から謎の新キャラが登場した。前半のネタ回とはちょっと雰囲気が変わったように思えた。名前は鈴木少年であるが……、これまた日本に多そうな名前である。ひなも「佐藤」だが鈴木と佐藤には何か因果関係があるのだろうか?
突如出てきたCEOの命令は「あるものを探してもらいたい」というもの。あるものとは何を指しているのだろう。神様を探しているのだろうか……、彼のハッキングスキルも今後の鍵になってきそうな予感がある。
▶ 第四話「闘牌の日」
四話では「愛の数値化」という話が出てきた。おそらく、CEOと浅間が会話していた研究云々の話は後半の物語に繋がっていくだろう。しかし、四話に関してはそれ以外には伏線がほとんどないように思えた。むしろ、シナリオライターがぶっ飛んだ麻雀回がやりたかっただけだと勝手に思っていたりする。
筆者は麻雀が大好きなんですが……、今回の話は大爆笑しながら観てました。これまでの話の中で一番好きです。無限立直、東西南北、ドラ隣×2、途中まで通貫、二色同順って……、訳が分からないですね。実況もいい味出してた。